7月13日《32日目》函館→小樽
9時半:起床
本州は雨らしいですが北海道は良い天気。
今日はまず五稜郭を観光します☆
10時半:五稜郭公園に到着
地上からだとあんまし星っぽさは感じられませんでした。近くにある五稜郭タワーに登れば高くから見れますが値段も高かったのでスルーして次に行きます。
11時半:函館市場で昼飯
北海道といえばなんといっても新鮮な海鮮丼です。函館市場のいくら亭というお店で海鮮丼を食べちゃいます。
美味すぎ。
スーパーとかで買ういくらってふにゃふにゃしてるじゃないですか。ここのは違うんですよ。パンパンに張りがあって、一瞬モデルガンで使うBB弾でも食ってるのかと思うくらい張りがあります。それが口の中でプチプチ潰れて、新鮮なウニや鮭、カニと絶妙なコラボを繰り広げ口の中が海になります。
海の幸を堪能したら、道南を西回りで走ります。
日本海を見渡せる追分ソーランラインは道路そのものが絶景で、風も涼しく走っていて途中までは最高の気分でした。
途中までは最高の気分でした。
道中T字路につきあたり、減速して車が来ないことを確認して左折をしたら、白い悪魔がやってきました。
???「ちょっとそこのバイク止まってくださ〜い」
はい終わりました。完全に終わりました。どこに隠れてたかわかりませんが、両津勘吉のようなお巡りさんのお出ましです。
お巡りさん「今の一時停止のとこ、完全に停止せずにいっちゃったねー」
そうです。時速3kmくらいにまで減速したんですが、明らかに車が来ないことがわかったので完全に停止はせずに逝ってしまいました。。。
お巡りさん「車が来ないのが明らかだったとしても時速0kmで完全に止まらないと一時停止義務違反ということになっちゃうから、申し訳ないけど反則金を納付してくださいね☆」
もうテンション下がりすぎて言われるがままにハイハイ受け応えるだけのイエスマンになっていました。
北海道は広い道が多くスピードが出やすいため重大な事故が多発しているそうで、最近北海道では交通違反の取り締まりをかなり厳しくしているそうです。北海道の警察は速度計なしでもスピード違反を検挙するそうで、曲がり角のとこや建物の裏などでよく隠れてたネズミ捕りをやっていることなど色々と教えてもらい、最後にありがたいお札(反則金の納付書)をプレゼントされお巡りさんは去っていきました。
クソ高い授業料だったと思って払いに行きましたが、なんか釈然としません。
日本は法治国家であり、法律で定められたルールが絶対であるのは間違いないですが、杓子定規に「ルールだから」と物事の本質を顧みず一律な罰則を課す風潮は思考停止であり知性の敗北に他なりません。
少なくとも安全に配慮する気もなく時速60kmとかでぶっ飛ばす一時停止違反と、完全に停止はしなかったものの安全に配慮して十分に減速したうえでの一時停止違反が同じ扱いになるのは不公平な気がします。
自分は全く悪くなかったとは思いません。一時停止で完全に停止しないクセがつけば将来重大な事故につながる虞もあるため、交通の安全のためにも自分のためにも罰則を受けるのは仕方のないことだとは思います。でも、実行面での制約があるかとは思いますが、もう少しケースバイケースで柔軟な対応ができないものかと思います。
もし将来国会議員になることがあったら政治生命をかけて事例ごとに柔軟な対応が取れるよう道路交通法を改正したいとか思いながら走り続けました。
愚痴はこれくらいにして、今日は小樽まで走りました!
19時頃:小樽に到着
萎えた気持ちを立て直すため、和楽というお店で晩飯のシースーをいただきます。
北海道の回転寿司は生産地価格で新鮮な魚が食べれることで有名です。格安で高級店と変わらないお店もけっこうあり、このお店もそんなお店のひとつです。
中トロばっか食ってやりましたが 、それでも2,500円ほど。名古屋だったら確実に5,000円はいきそうです。
お寿司を与えてやっと腹の虫が収まってきたので、小樽の24時間銭湯で今日は宿泊します。
小樽運河の夜景
本日の移動距離:331km
本日の支出:14,026円
内訳
海鮮丼 1,940円
かき氷 200円
反則金 6,000円
ガソリン 1,481円
晩飯 2,555円
健康ランド宿泊費 1,850円
本日の移動ルート