7月12日《31日目》山形→函館
7時:起床
今日もひたすら北上しまっせー。
11時頃:秋田市内に到着
うどんの名産地と言えば、ほとんどの人は香川県を思い浮かべるでしょう。
自らを「うどん県」と称し、うどんの茹ですぎでダムの水を干上がらせるほどの他の追随を許さぬ強権的なうどん至上主義(ウドニズム)に圧倒され忘れられがちですが、秋田県にも稲庭うどんという日本三大うどんのひとつに数えられる名産品があります。
稲庭うどんの老舗七代目佐藤養助というお店でお昼ご飯に食べてみました。
一般的なうどんよりも細く、コシがありツルツルとした喉越しが最高でした。普通のつゆとゴマつゆの2種類で食べ比べができます。
食べ終わったらまた北上。
コンビニで休んでいたらおっちゃんが高速道路が無料で使える区間があると教えてくれました。東日本大震災の際に一部の高速道路が無料化されたらしく、下道よりもハイスピードで走れました。
白神山地は人の手がほとんど加えられていない世界最大級の原生的なブナの天然林で、地球的にも重要な自然遺産として評価され世界遺産に登録されています。
そんな白神山地で一番人気なスポットが、神秘的な青さが息をのむほどに美しい青池です。
呼吸をするのを忘れるほど見とれてしまう鮮やかな青でした。なぜこんな色になるのかはわかっていないそうです。水面は鏡のように周りの草や木の葉を映しています。
この池には神様か何かがいるような気がしました。
外国人の観光客の人がびゅーりふぉー!びゅーりふぉー!ってめっちゃ言ってました。
白神山地を見たあとは、思っていたより早く青森に着けそうだったのでフェリーに乗り函館まで行くことにします。
いよいよ一番楽しみにしていた北海道に上陸です!
青森港まで向かう道中も、景色が綺麗なところだらけです。
18時半:青森港に到着
出航間際だったので急いで乗船手続きをし、北海道に向けて出発します。
さらば本州!
青森から函館までは117.5km
フェリーで約4時間かかります。
客室で腰をおろし、函館に着くまでの間しばし休憩。特にやることもなく暇なのでスマホで北海道の名物をあれこれ調べてみることに。海鮮丼にジンギスカン、夕張メロン、札幌ラーメンなどなど、美味しそうなものが盛りだくさん!
掲載されている写真を見るだけでよだれが出そうです。見てるだけでお腹がすいてきます。
そういえば今日は11時頃に稲庭うどんを食べただけで、それ以外何も口にしていません。あまりにお腹が空いているのでまずは今日の晩御飯をどこで食べるか探すことに。
函館といえば塩ラーメンが有名ということで、美味しそうなお店を検索&検索。函館麺や一文字というお店が函館港から近く、午前1時までやってるとのことなので、函館に到着したら即行このお店に向かうことに決定。
21時
函館港到着までまだ2時間ほどあります。うどんというものは非常に消化が早く、胃袋の中は完全に空っぽです。あまりの空腹に耐えかね船内で売ってる自販機のカップ麺を買おうかと何度思ったことか。しかしここで誘惑に負けてしまっては我慢がすべて水の泡。函館に着くまでの辛抱です。
22時
函館港到着まであと1時間ほどです。もし僕の胃袋が一国の首相であったなら国家非常事態宣言を出していることでしょう。函館で塩ラーメンを食べるんだと、耐え難きを耐え忍び難きを忍んで待ち続けます。
23時:函館港に到着
ついに夢にまで見た北海道に到着です!人生で初めて北の大地に足を踏み入れる喜びをひしひしと実感しています。
喜びも束の間、一刻も早く塩ラーメンをと腹の虫が鳴り騒いでいるので函館麺や一文字に直行します。
23時10分:函館麺や一文字に到着
本日の移動距離:358km
本日の支出:12,866円
内訳
ガソリン 1,342円
朝飯 336
稲庭うどん 880円
津軽りんごジュース 300円
フェリー 6,100円
ガソリン 1,458円
晩飯 760円
健康ランド宿泊費 1,690円
本日の移動ルート